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対馬の自然を海からめぐる浅芽湾クルーズ。船上のティータイム&ぐねぐねと個性的な海岸線を楽しもう!

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人気都市・福岡を訪れる人も、福岡に暮らす人も意外と知らないのが「福岡市は離島も近い」こと。福岡を楽しむみなさんにお届けしたい、福岡市内から直行できる離島の魅力を、島に暮らす地元ライターが紹介します。

(取材・文 対馬ライター 佐々木達也)

複雑な対馬の地形を海から楽しむ浅芽湾クルーズ

福岡市内から飛行機でわずか35分で行き来ができる離島・対馬。島の玄関口である対馬空港は、対馬の中央に位置する浅茅湾(あそうわん)の近くにあり、離発着する飛行機は、たまに風の影響などをうけ、浅茅湾の上空を旋回することがあります。

上空から見る浅茅湾は、陸地が指のように細く伸び海と交わる独特な地形が広がります。対馬のほぼ中央に位置する豊玉町の烏帽子岳展望台からも、眺望できるこの地形は、対馬の代表的な見どころです。

浅茅湾では市営の渡海船(浅茅湾の浦々を回り、住民が通院や買い物に利用するいわば海の路線バス)が運行していますが、定期便だけでなく貸し切りで湾内の名所をまわることもできます。

そんな浅芽湾で、2019年1月に新たなツアーが始まりました。その名も「浅茅湾クルーズ」。ぐねぐねと複雑に入り組む浅茅湾をめぐる「浅茅湾クルーズ」は、船舶の販売・修理やボート免許の取得などに対馬の海に携わる民間会社が、浅茅湾の魅力をより多くの方に楽しんでもらえるよう始めたもの。

人数に合わせて大小2隻のクルーズ船が用意され、大きい船は最大30名が乗れるほどの大きさ。安定性も抜群です!

対馬空港からクルーズ船の乗り場までは車でなんと3分!飛行機で福岡空港を経って1時間足らずで雄大な浅茅湾に船出することもできるのです。(クルーズ船は要予約です)

ということで、ここからは今回誕生した「浅芽湾クルーズ」の体験談をお届けします。

船が出港するとまもなく、明治時代に旧日本海軍が設置した「要港部」と呼ばれる基地があった、美津島町竹敷(みつしままちたけしき)地区を通過します。

現在も海上自衛隊の施設が置かれているこの場所には、100年以上前に作られた石垣が残り、当時の様子を今に伝えています。

海から見ることで、浅茅湾の自然の雄大さも引き立ちます。

四十八谷と呼ばれる場所は、以前のブログ「対馬のぶらり散歩では『石』を見よ?!島の歴史が刻まれた玄人向けフォトジェニックスポット」でもご紹介した、対州層群が見れるスポットです。

浅芽湾を海から楽しむコース上には、個性的な岩や、季節によってゲンカイツツジや新緑など、対馬の自然を楽しむことができたり、高品質な真珠を作っている養殖いかだや、日本一の生産量を誇る養殖クロマグロの生け簀など、対馬の人たちの生活の様子を見ることができます。

浅芽湾クルーズの終盤には、海幸彦・山幸彦の伝説や竜宮伝説の言い伝えが残る豊玉町の和多都美神社へ。

和多都美神社は、航海安全や豊漁などを祈願する海にまつわる神社ですが、恋愛成就や安産を祈願する神社でもあります。

参道が海まで続き、2つの鳥居が海に浮かぶ和多都美神社では、時間が合えば、海に浮かぶ鳥居から神社に手を合わせることができるという、クルーズ船ならではの体験もできます。

浅芽湾クルーズの所要時間は約90分。船の中では、対馬の素材を使ったお菓子や、対馬産の紅茶も味わえ、快適な船旅を楽しむことができました。

浅芽湾クルーズの運営会社(http://hatashima.co.jp/cruise/tourcruise/ )では、水上バイクなどのアクティビティなども導入予定とのこと。

雄大な自然を体感できるアクティビティで、対馬の魅力をたっぷり楽しんでくださいね。